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祭りと巡行

日本各地では、収穫も終え盛んに秋の祭りが行われています。祭りは四季を通じて神のご加護を願い年中、執り行われているものです。
                霜月蔡1

形式的には、先ず「神」は普段は私たちのそばにはおらず山、または天の世界にいるものとされています。

そのために私たちが「祭り」を行うさいには、神様にこちらにお越し願わなければならなりません。そこで神様がご降臨される場所、その依り代を用意することが神迎えの神事となる。

神様は不浄を嫌うために神職や氏子は、物忌みや禊ぎにより身を清めることから始める。

神をその本殿のうちに迎えると、次は祭礼の準備を行い、神の乗る神輿を組み立て神幸の備えをおこなうことになる。
これが神の神威を人々や地域にふるまう「魂振り」の行いであり祭りの目的でもあります。

祭りに参加する者は、身の穢れを祓ってもらい、いよいよ神の神威を振舞うべく神輿を担いだり
曳いたりして市中の「神幸」をおこないお旅所まで練り歩きます。

一般にはこの祭りの巡行が華やかなピークとして人々には「祭り」として認識されていますが、既述のように祭りは神迎えから~巡行~神送り、直会まで一巡の流れとして行われまた日常に戻ることにあります。

旅所への巡行、お披露目を行うにあっては、様々な神が喜ぶもてなしや神楽などをおこない民衆も
ハレの祭りとして喜び興奮をともない消費を行うため楽しいものとして熱狂する。

しかし祭りの神幸がおこなわれると、こんどは「神様」には、次まではお帰りいただかなければならない。
ハレの祭りから、また生産の日常へ戻るためには、神にこちらに留まってもらっては困るわけです。

そのため「神送りの神事」をおこない、巡行に用いた山車などは解体して次の祭りまで結界のなかに納められることになっています。

そして祭りに参加した人たちも緊張から解放され、神に備えた供物を頂き神人共食の直会をして一連の祭りの行事を終えることになるのです。

このような神迎えの準備から始まり、神の巡行~魂振り、神送りまでの循環が「祀りの儀礼」となって日本各地の祭り文化を形成し守ってきたことを私たちは理解し誇りにしたいものです。
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