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ハロウィンと亥の子祭

10月31日はハロウィンの祭で、意味もわからないうちにハロウィンパーティやカボチャの
仮面提灯などが巷で定着したようです。
日本のお盆のようにこの日には死者の魂がこの世に帰ってくることになっているらしい。
しかし、ハロウィンには死者の霊とともに悪魔も一緒にやってくるため悪魔祓いのために
人間が悪魔に仮装して侵入を防ぐのだという。
子どもたちが悪魔に仮装して各家庭のドアを訪れるとお菓子やキャンデーを与えてもてなす。
そうしないと悪魔が悪戯をするといわれれいる。そこで各家庭では小分けにしたお菓子やもてなしの
用意をしてハロウインの夜を祝うことになっているらしい。
              ハロウィン

日本でもこの時期には秋祭が各地で盛んに行われている。
多くは、秋の収穫に感謝する祭が多い。その年に収穫された穀物を神様に奉納し感謝をし
共にいただく神嘗祭のようなものである。
神様をもてなして春まで山にお帰りいただく神送りの祭りでもあろう。神は万の神のため
田の神だけでなく、農耕にもちいた案山子や道具なども幣をささげ道具の神にも休んでもらう。
山にかえる神様は「亥の神」ともいい旧暦の10月(亥月)の亥の日には餅をついて祝ったようだ。
地区の子どもらは棒状のようなものに亥の子の石を括りつけて訪問した玄関先で唄いながら
地面をたたくとお礼に亥の神に供えた餅や赤飯などの供物を分けてあたえる慣わしとなっていた。
これを亥の子節供とか亥の子祭とか呼び、旧暦10月10日に行うので「十日夜(トーカンヤ)」と
呼ぶところもある。

旧暦の十月は「亥月」である。冬至を含む旧暦の11月からはじまり一年を閉じる月でもあり
陰陽では陽の気が全くない「坤為地」となり、和名では「神無月」とも符合している。
この亥月の亥の日に「亥の神」に感謝し翌年の豊穣もお願いするものにちがいない。
亥の神は、田の神であり、山の神でもある。
亥月は冬(亥、子、丑)の始まりの孟冬であり五行では水気の初めであると同時に支の三合では
亥、卯、未は木気でもあるから、冬のはじめにも関わらず農事の祭が多いことがわかる。
また亥と寅の二気が支合し木気とも重なっているため亥月は木気の重要な月であることが
かくされているようだ。

ハロウィンが収穫の神に感謝する祭であるように「亥の子祭」も農事暦の伝統に基づいた収穫の
神に感謝する祭であり、子供たちが各家を訪ね供物をもらうのは子供の成長は豊穣のシンボルと
みなされているからであろう。
洋の東西をはさんでも収穫を感謝する文化は通底しているといえるようだ。
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