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水神と弁天

二十四節気の夏の始まり「立夏」は、旧暦の陰暦4月節月となっています。一年の四季(春夏秋冬)は、それぞれ孟・仲・季(五行では生・旺・墓)と対応するため、所謂、夏の始まりは「孟夏」となり、十二支では(巳・午・未)の「巳」が配されています。

易において巳月は陰の気が全くない「全陽:乾為天」をあらわし、旧暦10月の全陰の亥月(神無月)として対峙します。
和名では、紛らわししくも「卯月」となっていますが十二支上の「卯月(旧暦の2月)」ではありません。

                 乾為天

たぶん、亥月の全陰にたいして、全陽の卦のため「有月」が本来の意味だったものでしょう。乾坤(天地)の「天」を意味したものでしょうか・・・・・・その所以かこの月は高い所(天)、山に登り飲食をすることなど山遊びの風習が行われたようです。

また、本格的に農作業を始めるにあたって高い山の水源を祀ったり、川の神さまの「弁財天」を祀ったりした。

 弁財天は梵語では川を意味するサラスとヴァティ(有)で「サラスヴァティ」で河を掌る神と呼ばれ、サラサラという川の流れは美しい音楽や言葉とも喩えられるため、「美音天」「妙音天」とも呼ばれて芸能の神さまともされています。
京都では、祗園に芸子さんたちの習い事で信仰が篤い「祗園弁才天」が知られています。

               弁財天5

佐賀市の山麓に注ぐ、川上川と名尾川の合流点の場所にも「弁財天」が祀ってあり、別の名板には「山龍神」と記されています。
たぶん「巳・蛇神」のことでしょう。

更には佐賀東部の水源であり、山岳信仰の霊峰とされる「背振山」にも日本六所弁天を祭る「背振神社」があります。
干ばつ等の被害のないように社の土を頂いて帰り、田圃に混ぜたという話もある。

弁財天は、巳月の巳の日に祭礼を行ったといわれますが、巳は申と合して支合で「水」をあらわすため、川の神「弁財天」と習合し水神として祀ったもののようだ。

「才」を「財」に読み変えれば「財宝の神」としての神格も有する神様として崇敬されてきています。

巳は、支の三合では巳、酉、丑はみな金気とされている。 金気は水の祖であり水は風水においても財をあらわすとされているため(蔵風得水)、巷でも黄色の蛇皮の財布を持つと金運がいいとされたのは、黄色は金気の祖(土気)であり、蛇は「巳」であることから導かれた俗信だったと思われます。

               サラスヴァティ

弁財天は七福神の唯一の女神として、今日では琵琶を抱えた麗姿をみせていますが、もともとはヒンズー教では武器をもつ戦闘の神様だったということでした。
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