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「おむすび」のナゾ

コンビニのおにぎりを見ると、どれも海苔(のり)が真っ黒でツヤがあり、美味しそうに見えますが・・・添加剤を投じて作った商品もあると考えると・・・味わいも複雑な気分です。

海苔といえば浅草海苔といわれたくらい馴染みのブランドでしたが、聞くところによると、現在生産され、流通しているほとんどはノリ種の異なる「スサビノリ」という品種だという。

             浅草海苔

アサクサノリは、風味はいいのですが、海水温や、気候変動により、生産量が不安定で、病害にも弱く、量産に向かないため、いつの間にか、黒色の色艶も良く、成長も早くて、病害にも強い性質のスサビノリに代ってしまった。

いわば風味より経済効率を選んだ結果のようです。そして、黒くて艶のあるほうが消費者に好まれたということでもある。

ところで、何故「おにぎりは、三角形のカタチなのか」と思ったりしませんか?・・・

丸いと、おむすびコロリンと不安定になるからでしょうか?それとも他に、何か意味があったのでしょうか。


             おむすび2
      

おにぎりを「おむすび」といって来ましたが、むすびは「結び」、「産霊」、とも書くために、天地の陰陽交合により、新しいものを創るという古来の「むすび」の意味のようだ。天と地の恵みを、お米という新しい命を通して、人の体と心をつくるということなのでしょう。

易経によれば、「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず」とあることから、数で「産霊(むすび)」をあらわす「三」は、カタチでは「三角形」になります。

昔は出産をするときには、火を別に使い、粗末な「三角形」の産屋(うぶや)に移って行われたことも、同様の理由によるものでしょう。神話においても、コノハナサクヤヒメの火中出産のシーンはそのような光景になるようです。

                  どんど焼き2

火は形では三角形であり、五行では、土気としての人間(死者も含)の御祖(みおや)となっている。つまり「おむすび」は単なる食べ物という他に、形のうえでも「火生土」による「五行相生の呪術」を背景にしているとも思われます。

このように「おにぎり」=「おむすび」と呼ぶわけは、単なる日本のファストフードではなく、ちゃんと意味があって三角のカタチをつくっていたと考えたほうが面白い。
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