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落雷と桑原の謎?

秋雨前線が南下し、列島に太平洋からの湿った空気が流れると天候が不安定になり急な雷雲が発生し竜巻や落雷などが起こりやすい。
収穫を控えた作物にとって風に稲穂などが倒れ、海岸近くでは海からの塩害などの被害が多くなるため、各地では風除けの祭りなどを行うところが多い。

               雷神

また農作業をする人とっては、落雷などの危険も増えるため、昔から雷除けのマジナイは色々ある。
竿頭に「鎌」を結んで立てるとか、軒下に「砥石」を吊るすなど様々である。

強風も落雷も、共通して「鎌」を立てるとか、鋸を屋根に飾るなどが見えますが、これはきっと「金剋木」の「五行相剋」の実践であることは容易に察することができる。

雷は「震」で、風は「巽」となるため、九星ではそれぞれ東方と東南に配され三碧木星と四緑木星となる。
そのために金気の呪物である鎌や刃物を翳す風習が残ってきたに違いない。

法隆寺五重塔の上部の九輪に、雷除け・魔除けの鎌が4本かけられていますが、鎌は金気であり、且つ4本の「4」という数は、
五行の「金気」の数によるものだからだ。

風よけは良いとしても、雷に金属である鎌や刃物などかえって危険なようですが、それは現代人が雷の正体が電気であることを承知しているからです。

               法隆寺

また落雷よけの呪いに「クワバラ クワバラ」と唱えればよいとも言われるのは、「雷神は桑畑が嫌いとか桑畑は神聖なため」であるとか説明されているようですが、実際は桑と雷の関係は、五行的には木気と木気で「比和相生」の関係で呼び合うものになっています。

すると雷除けに「桑原、桑原」と唱える理由にはならなくて、雷が嫌いだという説明にもならない。
現代的に考えるなら一般に桑の木は低木のため落雷は高い木に落ちるために桑畑にまぎれるほうが安全だとも考えられるが、真実は、もっと真摯な五行の実践であったに違いありません。

強風や落雷よけに鎌を挿したたのと同様に金偏に秋という「鍬(クワ)」の文字を呪具としたに違いない。
カネ偏も、秋も「金気」の重構造の為、木気である雷を防ぐ呪物としたものでしょう。

それが流石に後代になり、金属であることに落雷の危険を感じ「鍬」を「桑」に置き代えたとも考えられます。

そこから呪文として「クワバラクワバラ」というものが残り、やがて落雷だけでなく「忌まわしいモノ」を避ける「呪文」になったと考えると「鍬」の金気の働きを以てでなければ説明がつかないのです。


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