FC2ブログ

紫陽花のカタチ

紫陽花の季節が来た

梅雨空の下、みずみずしい若葉に
露の雫を浮かべた葉のうえには白、藍、紫の
大きなメロンパンのような、大輪をつけている・・・・・・

           紫陽花


紫陽花は、実は小さな花が集まっていることで大きな髪飾りのような花に見えるものらしい。
語源は、「藍色が集まったもの」を意味する、「あづさい(集真藍)」が有力とされています。
花言葉の「移り気」は、紫陽花の色が開花後に色をうつし変化させることに依るらしい。

多くの人に、「外見上、花に見えている部分」は、実は装飾花で、おしべとめしべが退化していて、花びらに見えるものは萼(がく)のために実を結ぶことはない。
                
              紫陽花2

紫陽花のように、人は外部の世界をバラバラな寄せ集めとして認識するのではなく、意味のある、まとまった全体像として構成、認識することを心理学用語で「ゲシュタルト(形態)」という。

              ゲシュタルト崩壊

世界に、平和国家として認識されている日本の信頼、イメージは、不戦の誓い、平和憲法9条、戦後のあゆみ、国民の勤勉さ、治安のよさ、和を大切にする文化、モノ造りの品質の高さ、おもてなしや公共のマナーの良さ・・・等々による。
然し、この日本全体のイメージは、そのようなバラバラな要素の和ではなく、国民全体の姿勢と、相互の関係により獲得したゲシュタルトといえる。

              憲法9条

唯、梅雨が明け、陽射しが炎天に変わる頃、花の色は斑(まだら)になり、カタチが崩れると、咢の集まりもバラバラにみえて紫陽花のぼんぼりも壊れてしまう。
これを「ゲシュタルト崩壊」というらしい・・・・・・

―――「ゲシュタルト崩壊」とは、知覚における現象のひとつで、 全体性をもったまとまりのある構造(ゲシュタルト)から全体性が失われ、個々の部分にバラバラに切り離され認識される現象をいう。

安保条約の片務性、自衛権と軍事力、同盟相手国からの圧力、国際の要請としてのPKO・・・等々に
処するため、不戦憲法を、自然権としての固有の自衛権から、集団自衛権、共同軍事行動まで拡大し・・・
なし崩しに、解釈を曲げてゴマカシ続けると・・・

              学徒動員

焦土と犠牲のうえに築いた「平和国家日本」という信頼のゲシュタルトが崩壊する瀬戸際となる。
このまま、平和憲法のタガを解いて海外派兵に突き進むと、その損失は、甚大であり、信頼の回復は一朝にして成らずである。

                積乱雲

水無月を過ぎて、陽も強くなり、平和な空に、天高く積乱雲が涌くころになると
紫陽花の色は褪(さ)め、ぼんぼりのような嫋(たおやか)なカタチを喪う、ゲシュタルトの崩壊が始まるのだ。

夏空に涌き上がる積乱雲を、戦禍の雨に変えないために、平和の支え手である国民の自覚に頼るしかない。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

jyoumonjn                                      K.やまだ       in SAGA 

Author:jyoumonjn        K.やまだ in SAGA 
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ポインタ・スイッチ




最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR